イチロー伝説

イチローの伝説として語り継がれる名言、数々の記録・成績・年棒。伝説のウラに隠された子供や嫁のエピソードや謎にも迫る!

イチローのバットは篠塚モデル!? 最大の特徴は細い芯と軽さ!!

   

イチロー選手バットに対する愛情は本当に深いです。イチロー選手のバットは元巨人の篠塚氏が使用していたモデルです。このバットは他のバットよりも細いのが特徴です。今回はこのバットに注目してみたいと思います。

スポンサーリンク



イチローが尊敬する篠塚氏とは?

イチロー選手が尊敬している篠塚氏とはどんな方だったのでしょうか?元読売ジャイアンツの選手で、WBCの時は打撃コーチを務めていらっしゃいました。

 

篠塚氏の現役時代は、堅実な守備と巧みなバットコントロールが最大の武器で、2度の首位打者にも輝いた経験のあるアベレージヒッターです。

 

ヒットを量産してチャンスメイクをしたり、チャンスの場面では走者を返すような長打を放ったり、とても器用なバッターです。通算成績でいうと、打率.304、安打数1696本、本塁打92本、打点628、盗塁55、得点739といったところです。

 

確かに、イチロー選手の成績からするとインパクトはありませんが、打率3割越えのシーズンが7季あり、6度のリーグ優勝、3度の日本一の立役者です。特に華麗な守備と芸術的な流し打ちは当時の野球ファンをうならせました。

 

ここまでで、お気づきの方もいらっしゃるかもしれません。そうなんです。イチロー選手にプレースタイルや特徴が似ているのです!

 

公言しているわけではありませんのであくまで、私の想像ではありますが、きっと篠塚氏はイチロー選手が今のプレースタイルを築き上げるのに影響を与えた一人なのではと、私は考えています。

 

篠塚モデルのバットとは?

イチロー選手が使っている篠塚モデルのバットとは一体どんなものなのでしょうか?最大の特徴は細さです。

 

日本のプロ野球では太さ直径70ミリ以下のバットを許可しているのに対し、イチロー選手のバットの直径は60.5ミリ。もっとも太いバットを使っている選手よりも10ミリほど細いということです。

 

当然、細いバットを使用するわけですから、飛距離を出すことも、バットの芯にボールを当てるのも難しくなります。

 

それを自由自在に操っているんですから、やっぱりイチロー選手はすごいですよね(笑)色においては白やアッシュなどいろいろ試されていますが、「黒は欠けたらすぐわかるし、一番いい」と本人は言っています。

 

イチローが黒色の篠塚モデルを選ぶ理由は?

細くて当てにくいバットをなぜイチローは好んで使用するのでしょうか?それは、軽さにあります。

 

イチロー選手も篠塚氏も巧みなバットコントロールでヒットを量産するバッターです。相手ピッチャーが投げてくるボールの軌道にバットを合わせにいくスピードが何よりも大切になります。

 

自在に操るためには重いバットは難しいのです。直径が他のバットより細い分、芯も細いです。ですが、イチロー選手篠塚氏のようにどんなボールが来ても芯で捉える技術に優れているバッターにとっては、このバットの方が使いやすいのです。

2 ・・・ >>次のページ

 - 道具