イチローの成績がメジャーに行って格段に上がったのはなぜ!?
イチロー選手の成績はメジャーリーグにいってから急激にあがっています。安打数もしかり、盗塁数や得点数もかなり上昇しています。その理由は一体何なのでしょうか?
今回はメジャー挑戦後にイチロー選手の成績が上昇した真相に迫りたいと思います。
イチローの成績上昇理由は試合数!?
イチロー選手が日本にいたときのプロ野球は全試合に出場しても130試合しかできませんでした。それに対して、メジャーリーグは162試合になります。
今でこそ、日本のプロ野球も144試合になりましたが、イチロー選手が日本で活躍していたときはメジャーリーグよりも32試合も少なかったのです。
当然、イチロー選手ほどの実力者であれば、試合数が32試合も多くあったら、安打数も含め、成績はもっと良かったかと思います。
したがってメジャーに行って、成績が劇的に伸びたのではなく、試合数がメジャーの方が多かったため、成績上の目に見える数字が大きくなっただけのことだと考えられます。
144試合になった現在の日本のプロ野球にイチロー選手がいたのであれば、きっと過去の成績よりもさらに良かったはずです。今のプロ野球で活躍するイチロー選手も見てみたかったですね!
イチローの成績上昇理由は年棒!?
メジャーリーグと日本のプロ野球では、選手に支払われる年棒の額が圧倒的に違います。単純計算になりますが、メジャーリーグは日本のプロ野球の約12倍の年棒が支払われています。
約12倍ってすごいですよね!ちなみに、去年のメジャーリーガーの平均年棒は381万8923ドルでした。日本円にすると約4億6000万円です。
今現在、日本のプロ野球で4億6000万円以上の年棒をもらっている人は2人だけです。広島の黒田投手が6億円で、オリックスの金子投手が5億円。くどいようですが、メジャーリーグの”平均”ですからね!いかにメジャーリーグがすごいところかわかりますよね(笑)
当然、イチロー選手も最高年棒が18億円ですから、大金を手にしているわけです。大金が手に入るとなれば、人間であれば誰でもモチベーションはあがりますよね。その結果が成績に出たのではないでしょうか。
しかも、なんと900%も年棒が伸びたことがあったとか!?
それについてはこちらに詳しく書いてみました↓
イチローの年棒伸び率が900%アップした時があったって本当!?
ご存知の方も多いように、イチロー選手はもうすでにお金のために仕事をするというレベルの人ではありませんが、ただ当時はまだ、この年棒の額はモチベーションを上げる要素になっていたのではないか?と私が勝手に推測しています(笑)
モチベーションが上がればパフォーマンスが上がる可能性は十分にありえます。巨額な年棒に見合うだけの活躍をしなければ、すぐにファンが離れるのもメジャーリーグの怖さ。イチロー選手のメンタルもかなりこの時に鍛えられたのではないでしょうか。