イチロー伝説

イチローの伝説として語り継がれる名言、数々の記録・成績・年棒。伝説のウラに隠された子供や嫁のエピソードや謎にも迫る!

イチローの好成績に黄色信号!? 注目すべきは2011年の安打数!!

   

日本球界最高峰の野球選手と言われるほどの天才バッターであるイチロー選手。そのイチロー選手の成績に陰りが見え始めました。

その実態は2011年のシーズン記録をみるとわかりやすいかと思いますので、今回はイチロー選手2011年の安打数に注目してまとめてみたいと思います。

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2010年のシーズン記録と2011年のシーズン記録の違いは?

2011年のシーズンからイチロー選手の好成績に黄色信号が灯りました。イチロー選手は2001年のメジャーリーグ挑戦シーズンから10年間ずっと「1シーズン200本安打超え」の記録を継続をしていました。

 

その記録がなんと2011年のシーズンにストップしたのです!日本でもアメリカでも大きく取り上げられましたね。「イチロー記録ストップ!」のような内容の記事やニュースが数多く流されました。

 

2010年の安打数は214、対して2011年の安打数184。実に16本ヒットが足りなかったのです。たった16本って思う方もいらっしゃるかもしれませんが、16本ヒットを打つことはなかなか容易ではないと私は感じています。

 

これまでのイチロー選手の安打数の推移はこちらをどうぞ↓
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何が記録ストップの原因?

では一体なぜ連続200本安打達成の記録がストップしてしまったのでしょうか?それは2011年の4月。開幕してすぐのところに原因があったとイチロー選手は語っています。

 

2011年の4月、イチロー選手は自分の中ではあまり納得のいく調整ができていない状態でシーズン開幕を迎えたにもかかわらず、なぜか良い結果が出ていた。アスリートにとって、自分の感覚と結果にギャップがあるときはとても危険な状態と言えるそうです。

 

案の定、そのまま自分の中でこれだという形がみつかっていない状態でシーズンが中盤に差し掛かったところでイチロー選手の成績は大きく失速します。ノーヒットという日が次第に多くなり、打率も3割を大きく下回りました。

 

確かな感覚、確かな形を掴むことができず、イチロー選手本人も「分かりやすく難しいシーズン」とコメントしています。ポジティブなこといつも言うイチロー選手にしては珍しいですよね!

 

イチロー選手は開幕1ヶ月で微調整をします。相手投手の配給の癖や自分のバットの感覚、体調といったものすべて考えて独自の打撃の形を作っていく選手です。相手ピッチャーも毎シーズン進化をしているイチロー選手に対応できず、抑えることができなかったのです。

 

だからこそ、10年も連続で安打数を200本まで到達させることができていたのです。しかし、このシーズンはその微調整ができなかったのです。

 

1シーズンで安打数を200まで積み上げることは、ほんの少しのズレが生じただけ達成できないもなのです。イチロー選手はそんなエベレストの頂上のようなレベルでずっと闘ってきたのです。

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